郡山市議会 > 1986-12-09 >
12月09日-04号

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  1. 郡山市議会 1986-12-09
    12月09日-04号


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    昭和61年 12月 定例会---------------------------------------             昭和61年12月9日(火曜日)---------------------------------------議事日程第4号  昭和61年12月9日(火曜日)午前10時開議 第1 市政一般質問(第3日) 第2 議案上程付議    ・議案第197号 工事請負契約についてから議案第201号 工事請負契約についてまで 第3 市長の提案理由説明 第4 請願・陳情の上程付議     議会報告第23号 請願・陳情 9件 第5 議案及び請願・陳情の委員会付託      ------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 市政一般質問(第3日) 日程第2 議案上程付議       議案第197号 工事請負契約について       議案第198号 工事請負契約について       議案第199号 工事請負契約について       議案第200号 工事請負契約について       議案第201号 工事請負契約について 日程第3 市長の提案理由説明 日程第4 請願・陳情の上程付議       議会報告第23号 請願・陳情 9件 日程第5 議案及び請願・陳情の委員会付託      ------------------------出席議員 (43名)  1番   横山徹君        2番   佐藤忠嘉君  3番   佐藤昇君        4番   植田英一君  5番   石沢春信君       6番   浅井憲也君  7番   久野情君        8番   黒崎泰士君  9番   橋本一三君       l0番  佐川光夫君  11番  諸越信明君       12番  宗像光雄君  13番  渡辺隆弘君       14番  遠藤昇造君  15番  原正夫君        16番  今村昭治君  17番  浜尾伝兵衛君      18番  石田貢君  19番  夏井義一君       20番  土屋英雄君  21番  森尾辰雄君       22番  遠藤源之助君  23番  佐藤一郎君       24番  猪越三郎君  25番  佐藤恭三君       26番  中村節蔵君  27番  柳沼重吉君       28番  渡辺一雄君  29番  関根和男君       30番  玉木正雄君  31番  菅野和馬君       32番  橋本勉君  34番  小林開君        35番  柳沼清衛君  36番  今村豊美君       37番  遠藤直人君  38番  本名六郎君       39番  古市哲三君  40番  原俊雄君        41番  渡辺義英君  42番  伴勇君         43番  柳内留吉君  44番  鈴木武司君 欠席議員(なし) 欠員(1名)      ------------------------説明のため出席した者  市長     青木久君    助役     山口充君  収入役    高木信雄君   総務部長   藤森英二君  財政部長   遠藤英夫君   市民部長   安藤昭雄君  保健衛生部長 富塚源市君   農林部長   荘原文郎君  商工労政部長 高橋晃君    建設部次長  熊田兀君  都市計画部長 酒井修君    福祉事務所長 伊藤清茂君                 水道事業  市民部参事  緑川光次君          国分敏彦君                 管理者                 教育委員会  水道局長   国分栄君           太田舜二君                 委員  教育長    本宮俊一君   代表監査委員 柳沼長夫君      ------------------------事務局職員出席者  議会事務局長 岡留万蔵君   総務課長   橋本和八君  議事調査課長 滝田守君    議事係長   田村一君  主査     中山信一君   主事     笠原浩君      ------------------------  午前10時12分 開議 ○議長(植田英一君) これより本日の会議を開きます。 会議規則第2条による欠席の届け出者は皆無であります。 本日の議事は、議事日程第4号により運営いたします。 本日の列席説明員中、教育委員会委員長にかわり太田教育委員会委員が列席しておりますので、報告いたします。      ------------------------ △日程第1 市政一般質問 ○議長(植田英一君) 日程に従い、市政一般質問を行います。 質問は順序により、遠藤昇造君の発言を許します。遠藤昇造君。  〔14番 遠藤昇造君 登壇〕 ◆遠藤昇造君 おはようございます。議長のお許しを得ましたので、通告順序に従いまして一般質問をさせていただきます。 歳月人を待たずといいますが、今の時期になりますと改めて時期の早さを痛感するものでございます。残り少なくなりましたとら年ですが、何としても忘れられないのは8・5水害でございます。市長は、何としてでも郡山市にあのような水害には二度と見舞われないように、恒久かつ抜本的な対策を立て、郡山市に再びこのような災害を繰り返すことのないよう、この経験を十分生かして万全を期してまいりたいとのことで、市長を初め関係役職員が一丸となって頑張ってきていることに対し、心から敬意を表します。 谷田川、逢瀬川については河川提防の改良がなされますが、ここでお伺いいたします。逢瀬町より大槻、久留米、名倉を通り、安積町日出山地区の一番低い49号線、金屋橋すぐ近くで阿武隈川に合流している川ですが、この南川の流れを大槻町地内で、三穂田町川田と安積町成田の境で笹原川に流す計画のようでございますが、あの8・5水害のときは南川ははんらんし、被害が出ました。そしてまた、笹原川は水量が著しくふえ、もう少しで至るところでオーバーフローしそうでございました。これらのことを考慮して、阿武隈川合流地点から少なくとも南川バイパス合流地点までの河川堤防については、再検討してみる必要があると思われるが、これらのことについてどのようなお考えでおられますか、お伺いいたします。 なお、現在の笹原川の堤防の設計の流域面積に余裕などないように思われますが、南川を流すとすればその流域面積もかなり大きくなると思われますが、お聞かせいただきたいと思います。現在の南川が、バイパスをつくることによって流れがどのように変わりますかもお尋ねいたします。 なお、この事業は県事業のようでございますが、市も積極的に参画して疎通のないように図りながら、この事業を推進していただきたいのでございます。南川バイパスの完成で、すべて南川の水害が防げるとは思われないので、水門及びポンプ排水、また4号国道の地下からサイホン式にて阿武隈川に排水など、いろいろの方法があると思われますのでよく検討していただきたいのでございます。 次に、阿武隈川旧河川の馬蹄形の悪臭公害の問題でお尋ねいたします。ご承知のとおり、旧河川敷は安積町並びに田村町の接点にある旧河川敷で、旧海軍飛行場として利用された地区内であります。この土地の払い下げには、戦後間もなくから要望され、そして何回となくその動きがあったように聞き及んでいるところでもございます。現在は、旧河川でも建設省から大蔵省とその所管がかわっていますが、この辺に問題があるように思われます。 ご承知のとおり、現在も国有財産として国の所管に属しているのでありますから、この土地について昨年11月、旧阿武隈川河川敷払い下げ促進協議会を結成して、会長高橋保夫氏外6名の連名により、払い下げについて陳情書の提出がありまして、その後総務財政常任委員会において審議されたところであります。しかし、本年11月に陳情者よりの申し出により陳情書の取り下げが行われ、総務財政常任委員長の報告で既に取り下げが決定されましたが、その経過及び理由としては、今年8月5日の集中豪雨において遊水池としての役割が再認識され、新たな角度から本地域の整備をお願いいたしたいのでございます。 そこでお尋ねいたします。当地域は、住宅が極度に不足していた昭和20年代から30年代、そして現在まで年々住宅化されたところでありますので、最初のうちは排水など余り多く心配もございませんでしたが、いずれの地区も同じように排水の問題が出てまいりましたのと同じように、当地も排水で悩まされるようになりました。何年も前から地元町内会など一丸になって、強烈に運動を行ってきましたが、いまだに何の進展もないままですので地域住民は一日も早く悪臭公害がなくなることを願って、早く前向きの話し合いの進展を期待しているところであります。 また、半年後には悪臭、有害虫の発生してくる時期になりますので、全く不衛生的でなりません。何といたしましても。夏までその目鼻をつけてもらいたいのでございます。現在までの経過、そして見通し。また当局で現在考えていることなどをお聞かせください。あの馬蹄形の周辺の下水処理及び川の流れ、あわせて一部埋め立てによる公共用地の確保、また大雨のときに遊水池としての機能が十分発揮できるような調査が必要であると思われますので、調査費の計上などいかがですか、その考えがございましたらお聞かせいただきます。 次に、今年も入梅明け後、好天続きで順調な生育となり、8月下旬からよいお天気に恵まれ、登熟期間が長かったために粒の肥大充実が良好だったことと、冷害、倒伏、病害虫の発生がほとんどなかったことや高収量品種作付面積がふえたことなどで、お米が3年連続の豊作になり、生産者はもとより商工業の皆さん方も喜んでいるところでございます。今時期は、来年に向かって農家は作付計画に励んでいるところでございますが、国は現在過基調の米生産に対する水田利用再編対策を進めており、現行の3期対策は本年で終了しますが、この3期対策ではスタートした59年度以前が3年連続の不作であったことから、減反面積をさほどふやしていない。しかし、皮肉なことに3期対策が始まった59年度からは3年連続の豊作となり、政府が抱える在庫米はふえる一方のようで、食管会計の健全化が急務となっている今日、それだけに皮肉ではあるが本年産米の豊作は来年度から始まる4期対策での減反面積の上積みに拍車をかけることになり、米の出荷、販売が農家生産高で大きなウェートを占めている郡山市経済に大きな影響が出てくるものと思われます。 農林省は、62年度から始まる次期利用再編対策、いわゆるポスト3期対策の基本方針を固め、3年連続豊作に伴う需給緩和の是正や、食糧管理特別会計の赤字削減をねらいとして減反面積を当初見込みの73万ヘクターノレに大幅上積みするという基本方針であり、加えて超過米を生産者、集荷団体が自主保管する。転作作物として他用途利用米を現行より7万5,000トンふやし、34万5,000トンにするなど、かなり厳しいものです。今年度の生産数量と、出荷及び他用途米の集荷状況、今年の減反、転作実施状況、かなり厳しい中のポスト3期対策についての営農指導について、今まで減反に余り協力的でなかった農家及び地区に対しての考え方、来年度の割り当て配分の基本的な方法と考え方をお伺いいたします。 次に、行政区域の見直しについてでございますが、第三次総合計画審議会の中での市民参加による均衡あるまちづくり推進分科会の中での意見でも述べられていましたが、学区、公民館、消防、防犯、青少年健全育成保健衛生子供会等の組織はできるだけ町内会単位でないと、なかなか運営もできにくいとのことでしたが、とくに他の行政と接している区域では、とくに問題が多いようでございます。これらの問題にどのように取り組む考えでおられますか、お聞かせください。 また、安積町柴宮地区には一つの町内会に二つの行政区域になっているところがあります。これらの地区は急速に住宅が建設されたところで、住んで初めてわかったというようになっています。今度は、全市1選挙区でもありますので、ぜひ町内会の希望など取り入れて区域の変更を早急に実施してほしいが、その考えがありますか、お伺いいたします。また、町名あるいは住居表示の変更が可能でしょうか、あわせてお尋ねいたします。 次に、安積支所、公民館、体育館建設についてでありますが、これらは前から何回か話に出ているのでございます。安積町は3万3,000人になりました。青少年はもとより、ご婦人の方々の各種の催し物が多いし、集まる人数も予定以上に多いのでございます。現在、公民館では住民は不満ではあるが、過密なスケジュールのもと、事業を消化しているところであり、地区住民はおのおのの公共施設コミュニティ活動の場として、住みよく明るいまちづくりに一生懸命活動しているところであります。何と申しましても、支所はもとより健康で活力に満ちた住民に憩いと安らぎの場としての体育施設、すなわち体育館などであり、それぞれの施設を持ったコミュニティの施設をつくることで、心豊かで明るいまちづくりがなされると思われます。 安積町はそのような施設が不足しているように思われてなりません。公共施設総合拡充を希望いたすところでありますが、なお行財政改革の絡みもありましょうが、早く結論を出して建設していただきたいと思いますが、その考えがおありですか、お伺いいたします。 次に、大黒田及び長者町橋郎治線早期完成についてお伺いいたします。これらの路線地区内には荒井北井区画整理地区があり、地区内の大黒田線は笹原川の橋のみでほぼ完成しているようでございますが、供用開始時期など地域住民は一日も早くと望んでいるところでございます。笹原川より、4号国道までの区間は緊急道路整備事業にて予算の計上もなされたので、一部用地の買収もなされたやに聞き及んでいますが、どのように進行いたしておりますか、お伺いいたします。また、緊急道路整備に関しての今後の予算の見通しなど、お聞かせください。 長者町橋郎治線でございますが、荒井北井区画整理区域外の地区、すなわち49号線より南川、名倉地内の用地の取得状況はどのように進んでおりますか、お尋ねいたします。 これらの二つの都市計画路線が整備されると同時に、県道須賀川二本松線のうち、安積永盛駅前、日大橋のところより、安積町日出山地内の東部幹線までは道路幅が狭いので、車の流れが非常に悪くてなりません。まして、大黒田、長者町橋郎治線の供用時にはなおのことと思われるのと、せっかく大黒田、橋郎治線に協力してくださった地権者及び荒井北井区画整理内の権利者の要望などを念頭に置いて、早期実現に向かって実施計画をお立てになっていただきたいのでございます。この考えがございますか。お尋ねいたします。なお、これら路線の関係、土地権利者の大方の皆さんはいずれはとの心構えでいるのですから、皆さんの要望にこたえられるよう、早い時期に実施計画をお立てになって早期に完成していただきたいのでございます。 以上、第1回目の質問を終わります。 ○議長(植田英一君) 遠藤昇造君の質問に対する当局の答弁を求めます。青木市長。  〔市長 青木久君 登壇〕 ◎市長 遠藤昇造議員南川河川対策についてお答えを申し上げます。 南川河川対策につきましては、南川の川幅が狭いために豪雨になりますというと沿線地域がその都度冠水して被害を繰り返している現状から、おただしにありますように南川バイパス計画が進められているところであります。南川バイパス計画による全体の流域面積並びに流量については大幅な変化はありませんけれども、バイパスとして併用する現在のほ場整備事業地内の幹線排水路4号線は、当然のことながら流量が増加してまいりますので、拡幅改良をすることになっております。 また、南川バイパスは笹原川に流入しますので、笹原川の流量も増加するところから、笹原川の南川バイパスからの合流地点から阿武隈川合流地点区間は堤防を増強して、川底の改修等の補強をする計画でありますから、ご了承をお願いいたします。 その他の案件につきましては各部長から答弁させます。 ○議長(植田英一君) 藤森総務部長。  〔総務部長 藤森英二君 登壇〕 ◎総務部長 遠藤議員阿武隈川旧河川敷についてのご質問のうち、まず公害問題についてお答えを申し上げます。 ご承知のとおり、当該地は阿武隈川旧河川敷、今通常馬蹄形と呼ばれているところでございますが、現在国有財産といたしまして大蔵省の所管下にある土地でございます。ご指摘のように数年来水質の汚濁、生活用雑排水の流入等によりまして、周辺住民から生活環境整備問題として対応するよう、要望されているところでございます。市といたしましては、その都度所管であります福島財務事務所及び建設省阿武隈川工事事務所等に対し、改善方を強く要望してきているところでございますが、いまだに具体的対応をとるに至っていないのが現状でございます。これが抜本的対策といたしましては、当該地を流入先といたします農業、生活用水量等を確実に把握いたしまして、必要貯水面積を確保して、残余の区域につきましては埋め立てをするなどの方法により整備を図ること、及び貯水池からの河川への流入経路を整備することが必要であると考えているところでございます。 しかしながら、これが工事を施工するといたしましても、現在当該地が国有地でございまして、市事業といたしまして施工することが不可能でありますので、これが払い下げにつきましては国と協議を重ねているところでございます。しかしながら、国は有償払い下げであるといたしておるところでございまして、市といたしましては有償ということになりますと、これが工事費につきましても膨大な費用を伴うところでございまして、市が重ねて出費をすることは財政的にも対応しかねる状態でございます。したがいまして、当面国に無償払い下げ方の折衝を強力に行っているところでございます。これが経過を踏まえまして、現実の公害問題を解決するため、さらに折衝を続けてまいりたいと考えているところでございます。 次に、おただしの調査費の予算計上についてのおただしでございますが、国の財産管理者としての責務等の問題もございますけれども、市といたしましても可能な方法につきましてどのような方法があるかなど、関係部課とさらに協議を行い、方針の決定を得てから調査費等予算計上については検討してまいりたいと考えておりますので、ご了承を賜りたいと存じます。 次に、行政区域の見直しについてのご質問のうち、まず行政区域町内会単位に見直すべきであるとのおただしにお答えを申し上げます。行政区域の区分は、合併以来今日まで地方自治法に定めるところによりまして支所を設置し、その所管区域が定められているところでございます。ご指摘の内容は、この所管区域町内会単位にすべきであるということと存じますが、支所の区域は市民の利便性を第一義といたしまして決定されるべきと存じますし、また将来における地域計画での配慮も必要であると考えているところでございます。これが変更につきましては、実態といたしましては地域住民の理解と合意がその前提であると存じますので、住民のコンセンサスが得られるかどうかなど十分検討しながら進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、柴宮の町名変更についてのおただしでございますが、地方自治法260条の規定に基づき、町、字の区域の変更を実施することについては可能であります。したがいまして、前に申し上げましたとおり行政区域の変更と連動させながら検討すべきものと考えているものでごさいます。しかしながら、このような地域はおただしの柴宮地区のみならず、市内各地域にわたって存在をいたしておりますので、今後とも地元住氏の方々の意向を的確に把握しながら検討してまいりたいと考えておりますので、ご了承を賜りたいと存じます。 次に、安積支所建設についてのおただしにお答えを申し上げます。今定例会にご提案をいたしております第三次総合計画は、21世紀を展望しての諸施策が盛り込まれておりまして、これが具現化のためにはぜひとも全庁的な機構の見直しが必要となっているところでございます。簡素で弾力性のある行政を確立し、市民のニーズに適切に対応し得るための指針といたしましては、郡山市行財政改革大綱に基づき、支所の機能、権限などを明確にいたしまして、整備してまいりたいと考えているところでございます。 おただしの安積支所の建設を含め、その地域の全市的位置づけ及び地域の実情等を踏まえ、支所の規模、機能などのほか公民館、体育館等総合施設の整備の方向づけにつきましても、検討してみたいと考えているところでございますので、ご了承を賜りたいと存じます。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(植田英一君) 荘原農林部長。  (農林部長 荘原文郎君 登壇〕 ◎農林部長 遠藤昇造議員水田利用再編対策についてのご質問にお答えいたします。 まず、はじめに本市の本年度の生産数量出荷状況でございますが、昭和61年度産米につきましては、水稲作付面積9.720ヘクタールに対し、作況指数107%の作柄となり、生産数量は5万2,800トン。10アール当たり収量は543キログラムが見込まれております。おただしございました出荷状況についてでございますが、11月30日現在で事前売り渡し数量の状況を申し上げますと、ウルチ米につきましては52万4,262俵に対し50万5,435俵の96.4%となっており、モチ米につきましては1万9,642俵に対し1万4,576俵の74.21%となっております。さらに、他用途米につきましては1万3,500俵に対し1万2,439俵の92.14%となっております。以上、他用途米を含んだ総計では、出荷状況を申し上げますと55万7,404俵に対し53万2,450俵となり、95. 52%となっております。 次に、61年度の転作の実施状況でございますが、転作基準面積1万390.5へクタールの17.1%に当たる1,774ヘクタールが今年配分されたものであります。これを受けまして、市内米作全農家に配分し、農家の方々の深いご理解とご協力をいただいた結果、100,3%に当たる1,780.5ヘクタールの実績をおさめることができました。 なお、主な転作物でありますが、作付を大いに伸ばしていこうとする大豆、飼料作物、麦などの特定作物が、転作した作物全転作面積の65%を占め、野菜類の27%、その他の作物となっております。 次に、来年度からのポスト3期対策についてのおただしでありますが、ポスト3期対策の名称が水田農業確立対策というように、水田の持つ高い生産力を最大限に発揮させる仕組み、すなわち地域の自主性と創意工夫を生かしながら、地域全体の農業生産を進展させるため、集団的土地利用方式などにより構造政策を展開していくことが基本と考えております。なお、具体的には近々公表されます県の対策を基本に、県のご指導をいただきさらに農協の営農部門、生産者と十分な連携をとりながら、本市としての対応策を策定し、推進してまいる所存でございます。 次に、今まで減反に余り協力的でなかった農家の方、さらに地区に対してどのような考え方でいるかというおただしでございますが、来年度より実施されます水田農業確立対策の骨子の中では新たに転作など未達成者にかかる自主流通米に対し、良質米奨励金を交付しないこととなっております。 次に、非協力農家に対する対応でありますが、公平の原則から近々出される予定の県の指導要綱を十分見きわめた上で、正直者がばかを見ない対策を推進してまいる所存でございますので、ご了承をお願いいたします。 以上、お答え申し上げます。 ○議長(植田英一君) 酒井都市計画部長。  〔都市計画部長 酒井修君 登壇〕 ◎都市計画部長 遠藤議員のご質問のうち、都市計画道路につきましてお答え申し上げたいと思います。 まず、第1点の大黒田雷神線、それから長者町橋郎治線の整備の件でございますが、これにつきましては荒井北井の土地区画整理事業と並行して行うことが効率的であるという観点から、昭和60年度からまず大黒田雷神線につきましては、笹原川から安積支所まで270メートル、それから長者町橋郎治線につきましては、区画整理の事業区域から南川までの423メートルが緊急地方道整備事業ということで採択を受けたわけでございます。現在までの進捗状況につきましては、いずれも用地取得が約61%に達しておりますので、来年度からは一部工事を含めて残用地の取得に当たっていきたいと考えておるわけでございます。 これが、予算の確保の見通しでございますが、当初3年という計画でスタートしたわけでございますが、国の財政事情も非常に厳しいということで、1年ないし2年程度は延びるのではないかという状況になっております。それから、残りの区域でございますが、まず大黒田雷神線につきましては、安積支所から4号国道までが約350メートルございます。それから49号から南川までが180メートルございまして、それぞれ事業費では約7億円、さらに長者町橋郎治線につきましては2億円という事業費を要する見込みでございますが、この区域につきましてはとくに支所が計画線の中にあるというような事情もありますほか、国の予算事情が非常に厳しいということもありますので、なかなか引き続きという点では容易でない点もあろうかと思うわけですが、区画整理の効果、それから今申し上げた区間の整備の効果を上げるためにも、できる限り続けて工事ができるように対応していきたいと考えておるわけでございます。 それから、第2点の東部幹線の日出山から大黒田雷神に当たるまでの区間の整備でございますが、これは県道になっておりまして、整備につきましては当然県が行うわけでございますが、現在のところ整備時期が明確になっておらないようでございます。しかしながら、この路線は非常に重要な道路でもありますし、ご質問にもありましたように朝晩の交通渋滞が非常に激しいという事情もありますので、早急に県に対して整備していただくように要望してまいりたいと考えております。 以上、お答え申し上げます。 ○議長(植田英一君) 遠藤昇造君の再質問を許します。遠藤昇造君。  〔14番 遠藤昇造君 登壇〕 ◆遠藤昇造君 ご答弁ありがとうございました。 再質問いたします。南川でございますが、上流の開発、そしてまた宅地化の進行によりまして水量も常時多く、水質も非常に悪くなっているのはご承知のとおりと思いますが、山林、原野、そして水田からの良質の水源、水量を常時バイパスに放水してしまえば、残りは雨水で、雨でも降らない限りはその水質は生活用排水だけとなり、南川の河川周辺の住民は悪臭に悩まされ、まことに困るのではないかと思われます。それらのことを考えると、大雨のとき以外はバイパスに放水しないで、常時は生活用水と混合して流すのが理想的ではないかと思われますので、それらのこともお考えの上、対応していただきたいのでございます。 次に、馬蹄形の悪臭でございますが、これも何年となくその対応に苦慮しているのですが、ぜひこの辺で対策を講じてほしいものです。そして、できるだけ早い機会に悪臭、有害虫の発生源をできるだけ少なくしていただきたいのでございますが、そのようにお願いいたします。 次に、ポスト3期対策でございますが、今回先ほど部長の答弁の中でございましたが、水田農業確立対策と名称をかえても本質的には米の過剰の生産調整でしかないのであります。今までの行政指導型から、生産者、農協などの生産団体にこれらの調整処理をさせるのは建前でしょうが、今まで行政にて稲作及び農作物の生産指導を行ってきたのですから、市当局におかれましてもこれらのことを踏まえて、今後行政指導の英知を結集し、郡山方式などつくって生産指導をしてほしいと思いますが、それらのお考えがありますかお聞かせください。 また、第三次総合計画の中に健康で活力に満ちた市民育成を図るとして、市民憩いと安らぎの場を提供し、相互の触れ合いと連帯を深めるとあり、そのとおりであります。やはり安らぎの相互触れ合いの場が必要でしょう。それがスポーツ広場でもあり、ゲートボール場でもあると思われます。建物では支所、公民館、体育館であると思われるので、各地域に見合った設備にしてほしいものでございます。 次に、大黒田雷神線の再質問ですが、財源を緊急地方道路整備事業に求めて大黒田雷神線、長者町橋郎治線等においては、完成の見通しなどどのようになっておりますか。また昨日佐藤議員の質問に対しての部長の答弁、そしてまた今の答弁にもありましたように、60年より3カ年にわたって国が緊急道路整備事業として採択いただきまして今実施しているわけですが、二、三年の延長もあるとの答弁でございました。また、この道路は緊急地方道路整備事業の認定道路でもありますので、完成までこの緊急地方道路整備事業で実施できるのかどうかもあわせてお伺いしたいと思います。そういう特定財源で実施するのかということでございます。 再質問を終わります。 ○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。荘原農林部長。  〔農林部長 荘原文郎君 登壇〕 ◎農林部長 遠藤昇造議員水田利用再編対策のポスト3期の考え方、市の基本的な考え方というような再質問にお答えいたしますが、再質問にございますように市独自の生産指導体制の確立、策定と申しますか、これはぜひやりたいと私ども考えてございます。 それで、今月19日、県内の市町村の長が集まりまして、割り当て会議がある予定でございます。それを受けまして、どうしてもポスト3期はやはり生産者の指導機関でございます農協との一体性なくしては、単なる米減らしというようなことでない、腰の強い農業の確立を図っていくのには不可欠の要素であるというふうに私ども考えてございます。今までも非公式に市内の6農協さんの営農部門の方々との話は続けてございます。それで単に市独自と申しましても転作奨励金、これまたご案内のように転作面積の上積みに反比例しまして、奨励金が大幅にカットという前程がごさいますので、単なる転作奨励金の上積みというような方式では、これまた焼け石に水というようなことになるおそれがございますので、過去において私も経験しております湖南町の馬入方式というような、言うなれば互助方式による集団的土地利用方式、やはり個人個人の農家の方だけで今後の大きな農業の転換を図ることは、私どもも絶対的に無理が生ずるという考え方ございますものですから、やはり話し合いの中による集団の土地利用方式を大幅に推進しまして、その集団の方々の営農対策につきましては何らかの形で市でもてこ入れをしてまいりたいというふうな現在考え方で持っておりますので、ご了解いただきたいと思います。 以上、お答えいたします。 ○議長(植田英一君) 熊田建設部次長。  〔建設部次長 熊田兀君 登壇〕 ◎建設部次長 遠藤議員の再質問にお答えいたします。 確かに南バイパスによります迂回路をつくりますと、確かに南川の流量が減じてまいります。したがいまして、確かに悪臭という問題は起きると思いますが、現在県においてもその辺のことにつきましても、設計上で南バイパスと南川との合流点において、常時両河川に流れ出るような考えを持っているようでございます。これらについても県とよく協議してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 なお、南川の現在悪臭が出るということにつきましては、今後とも調査いたしまして対処いたしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(植田英一君) 藤森総務部長。  〔総務部長 藤森英二君 登壇〕
    総務部長 遠藤議員の再質問にお答えを申し上げます。 まず、馬蹄形の悪臭の解消問題についてでございますが、先ほどご答弁申し上げましたとおり、今後とも精力的に大蔵省福島財務事務所等と折衝を続けてまいりたいと存じます。 次に、憩い、安らぎ、スポーツ広場等の施設につきましては地域に密着した配置を検討すべきではないかとのおただしについてでございますが、ご指摘のとおりこれからますます必要な施設でございますので、地域のバランス等を十分配慮いたしまして、今後積極的に対応してまいりたいと存じております。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(植田英一君) 酒井都市計画部長。  〔都市計画部長 酒井修君 登壇〕 ◎都市計画部長 遠藤議員の再質問にお答え申し上げたいと思います。 まず、第1点の緊急地方道路整備事業の制度の存続の問題でございますが、これにつきましては当初3年ということで始めたわけでございますが、現在の予算のつきぐあいから見ますと、完成についてはあと1年延びるのではないかと、こういうことで先ほどご答弁申し上げたとおりでございます。 それから、存続の問題につきましては、この制度がスタートした時点では10分の4という補助率でございましたが、ことしになりまして60年スタートですが、61年度は10分の5というぐあいに1割アップしております。一方、一般の道路等に対する補助でございますが、これにつきましては今年度は10分の5.5でございます。それから、昨年は10分の6でございました。それ以前は3分の2ということで、66%の補助でございましたが、今申し上げたように年々低下ししております。 それから、議員もご承知と思いますが、最近大蔵省では2分の1以上の高率補助については2分の1まで下げようと、こういう話がちらちら出ております。これは、建設省サイドの方からも情報としてはそういう大蔵の方の考えがあるようだということで、非常に心配しているということが情報として入っておりますが、仮に2分の1以上の補助率をカットということになりますと、緊急地方道が現在10分の5でございますし、一般補助が10分の5,5から10分の5になりますと、全く同じものになってしまうということでございます。そうなりますと緊急地方道ということで、別枠という形の補助でなく、統合された形の制度になってしまうような状況に現在あるわけでございます。 いずれにしても、62年度の国の予算がどういうふうになりますか、現在のところはっきりしておりませんが、そういう状況にあるということでございます。ただし、地方道路整備事業という枠につきましては、既に採択されておりますので、これがなくなってしまうというようなことでなく、引き続きこの制度によって整備はされていくものというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(植田英一君) 当局の答弁漏れはありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 遠藤昇造君の再々質問を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 遠藤昇造君の質問に対する関連質問を許します。柳沼重吉君。  〔27番 柳沼重吉君 登壇〕 ◆柳沼重吉君 遠藤昇造議員の質問に関連して、質問をいたしたいと思いますが、馬蹄形のことでございます。 これは、ご存じのように母畑開発によって、上流の方から15万トンの水が直接馬蹄形に流入しているのが現況でございますが、徳定川、中堀という堀がございますが、その堀をむしろ阿武隈川本流、そして谷田川に流すのが一番いい方法であり、いわゆる払い下げの場所も洪水に見舞われなくても済むのじゃないかとそういうふうに思っておりますが、このことについてご答弁お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。熊田建設部次長。  〔建設部次長 熊田兀君 登壇〕 ◎建設部次長 柳沼議員の関連質問にお答え申し上げます。 確かに、現在母畑地区からの15万トンの水ということは私たちも承知しておるわけでございますが、いずれにいたしましても現在徳定川が日大の下を通っているというふうな実情でございまして、それを通りまして現在馬蹄形に入っているというふうな状況でございます。したがいまして、日大の下部の部分の改修がなかなかできないという一つの問題もございますので、現在今後とも阿武隈川に放流するか、あるいは谷田川に放流するか、その断面等についても検討しなくてはならないと思いますし、各関係建設省とも協議をいたしたいと存じますので、ご了解願いたいと存じます。 ○議長(植田英一君) 柳沼重吉君の再質問を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 以上で遠藤昇造君の質問及び関連質問を終了いたします。 長時間にわたりましたので、10分程度の休憩をいたします。  午前11時4分  休憩      ------------------------  午前11時17分 再開 ○議長(植田英一君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般質問を行います。 質問は順序により柳内留吉君の発言を許します。柳内留吉君。  〔43番 柳内留吉君 登壇〕 ◆柳内留吉君 議長のお許しを得ましたので、順序に従って質問をいたします。 もう最後でございますが、先輩の相当議員の皆さんがいろいろ質問したので、私は簡単に質問いたします。 今、自民党の政府のもとに、減税といいながら大型間接税など増税が今計画されております。また、お年寄りには老健法が改悪されて、さらに負担が大きく強いられようとしております。国保税もさらに大幅に増税されようとしております。また、円高不況ということで市民の皆さんの暮らしは先行き不安となっています。全国的に見ても大手企業、とくに国鉄、石炭、鉄鋼など軒並みに首切り、合理化が進められております。石炭に至っては、100年も続いた企業が閉鎖されております。高度成長時代から低成長時代に急速に経済が冷えてきております。その上、あの8・4、5の水害で市民は大きな打撃を受けております。農業は、来年はさらに減反を多くされようとしております。このようなときに、市民に希望を与えるための郡山市の将来展望を明らかにする第三次総合計画がつくられようとしています。非常に大切な時期でございます。 そこで、第1番目に第三次総合計画について質問いたします。第三次総合計画にかかわる主要な指標として、昭和75年の人口予測が35万1,000人となっています。これは前の計画から見れば非常に現実的であります。これは容認できる数だと思いますが、しかしそこで伺うわけでございますが、75年度、西暦2,000年、21世紀の初め、非常に希望が持たれる世紀でございますが、そこでの我が郡山市の就業人口は17万6,000人ということになっています。35万1,000人のうち、17万6,000人が就業人口だということになるわけでございますが、その内訳は第1次産業が1万1,000人で6.3%、第2次産業は4万7,000で26.7%、第3次産業は11万8,000人で67%ということになると、それが一つの指標だと。75年度、この計画が到達する点はそういうふうになるんだと、こういっているわけです。 野村総合研究所の資料、これ渡っていますが、これを見ますと55年度のとき、今から6年前、第1次産業は14%、現在は12.1%だと。しかし、この75年度、これから13年くらいですか、過ぎたら6.3%ということでございますから、もう農業の問題では半分以下に、14%から6.3%ですから相当農業は減ってくるということになるわけです。第2次産業は27.7%から27.5%。これは0.2%減るわけです。第3次産業は、55年度のときは58.3%が現在は60.4%となっています。 我が郡山市は農業都市です。全国653の市のうち、米やたばこや養蚕などは最高の生産高を誇っております。この我が郡山市が、第1次産業、農業が55年、今から6年前就業人口の14%であったのが現在は12.1%、14年後は6.3 %になると指標はいっています。農業が大規模にならないと経営ができない、生産が割に合わないということで、大規模農業が政策として進められています。その結果、農業からはみ出した人たちはどうなるのか。また、第2次産業といって工業ですが、を見ますと55年度は27.7%だったのが、現在は27.5%。わずかではあるが0.2%減っています。それが、14年後はこれも26.7%と0.8%も減るように計画が立てられるわけでございます。第3次産業は、55年度は58.3%が現在は60.4%、そして14年後は、75年度には67%にするといっています。 そこで、第1次、第2次産業から第3次産業に移行するということが、農業や工業から追い出されて第3次産業にいくとすれば、喜んで第3次産業にいけるということができるように、どのような策を持っているのかお伺いしたいと思うわけでございます。これらの予測の具体的要因は何か、自然趨勢的なものか、農業政策の転換によるものなのか。農業は本市の主要産業であり、農業で暮らしを立てようとする人も現在はふえています。昨今、政策的にも農業を育てていくのが常識的判断ではないか。市民に夢と希望を与えるべき総合計画、基本構想として、離農者の将来における雇用確保対策は万全なのか。それでは、第3次産業は新しくどのようなものにつくられようとしているのか。第3次産業はどういう仕事にこれから発展していくのか、どのような仕事がつくられようとしているのか。市民が安心して暮らせるようにするために、どのようにしようとするのか、質問いたします。 これが第1点でございますが、第2点目は交通網の整備についてお伺いします。安全で快適な、安らぎのある質の高い生活環境をつくるためには、交通渋滞による通勤、買い物などの不便性を解消することが重要です。そのための交通網の整備についての具体的構想をお伺いしたいと思います。 とくに、現在富久山地区は河川、鉄道、国道に囲まれた袋小路的存在にあり、朝夕の交通渋滞は著しく、4号国道バイパス内環状線の整備は急を要します。これが見通しと、新幹線側道から、この新幹線側道は日和田から真っすぐ入っているわけです。直接駅前に乗り入れられる逢瀬川に橋をかける考えはないか。お伺いしたいと思います。これは非常に難しい問題だと思いますが、せっかく側道を来てもまた旧国道に出るために時間がかかり、せっかくの道路が生かされないのが現状でございます。直接、駅に出入りにすれば非常に利便になると思うが、その出られない理由は何か、お伺いしたいと思います。 第3番目の質問をいたしますが、国鉄の在来線の利用についてお伺いします。道路を拡げることや、新しくつくることも重要だが、現在ある国鉄在来線の利用も重要であります。東京の山手線のように、短時間に発車するような時間割をつくり、2キロぐらいずつに駅をつくることなどが重要だと思いますが、今国鉄在来線の新駅設置要望の機運は、私たちのこの富久山町でも、小泉、陣場、福原、三御堂、富田地区で高まっています。市民の足の確保対策として国鉄在来線の活用は、交通網の整備に大きな役割を果たすと考えます。これら市民のニーズにどのようにこたえる考えか、お伺いしたいと思います。 第4点の質問をいたします。大規模校解消対策についてでございます。郡山市は、将来の展望のもとに計画的にまちづくりが進められています。しかも、郡山は現在では13ヵ市町村が合併して一つの自治体となっています。将来の郡山市を背負って立つ子供たちを教育する責任は、行政の大きな柱です。ところが、現在学校づくりも指導的、計画的でなく、むしろ後追い的、しりぬぐい的に処理されているように見受けられます。 例えば、富久山地区は縦2キロ、横4キロといわれる小さな町です。その中に小学校が4校あります。行健、行徳、小泉、行健二小があり、その中に、この4校の中に1,400人もいる37学級の大規模校あり、行健二小のように116人の小規模校があります。いわば、過密、過疎が同居している特異な地域になっております。 行健小の大規模校解消対策として、分離校新設計画があるといわれておりますが、富久山地区の生徒数は全部で2,200人くらいです。これを4分の1にすれば1校550人で、理想的な教育の場となろうと思います。1校が550人くらいですから、非常によいと思います。分離校新設は間に合わせ的行政にはならないか。しかも、学区変更の問題は非常に父母、父兄との関係で、PTAの関係で非常に難しい面はございますが、しかし子供の将来を考え、教育を思うならば、しかも教育はその場でその成果がすぐわかるわけではございません。10年や20年、30年後にその成果がわかる難しい事業でございます。 ですから、小規模校では私たち時々学校に行ってみるのですが、大規模校の学習発表では、小供はもう1分か2分くらいしかその場面に出られない。ところが小規模校は何回も何回も出る。運動会の場合でも、大規模校は1回限りくらいしか出られない。ところが、小規模校は父兄も、兄さんや姉さんまでまざって、4回も5回もまざって運動会もやれる。そういう面では非常に濃密な教育ができるとは思いますが、しかし子供は子供同士で成長するものです。やはリ一定の子供の数があれば、子供の教育は非常によいと思います。競い合って成長していく。 ところが、行健小学校のように1,400人からいると、もやしのようにひょろひょろと育つような面がございます。そういう面を考えますと、どうしても子供の将来を考え、教育を考えるならば、抜本的に対策を立てなければならないと思うのです。教育委員会や、教育当局の積極的な指導性が今望まれるときだと思います。しかも、父母の人たちと話しすればわかっているのです。ところが、いざとなると感情的にお父さんが卒業した学校に息子も入れるみたいな、しかしそれは教育上いけないんだということをはっきり、教育的見地に立って父母と話し合って、分離校をつくるのか、それとも学区編成して四つの学校にちゃんと子供が通えるようにするのか。これは非常に子供の教育上大切であると思うので、質問するわけでございます。 もう既に選挙も大選挙区制になりました。そういう面では、従来の行政区の枠が外れております。学区編成については、抜本的に見直しを図り、地域に根の張った指導性を確立し、都市計画にあわせた計画的学校経営を行うべきではないかと思います。当局の見解をお伺いいたします。 以上で第1回目の質問を終わります。 ○議長(植田英一君) 柳内留吉君の質問に対する当局の答弁を求めます。青木市長。  〔市長 青木久君 登壇〕 ◎市長 柳内議員の第三次総合計画について、ご質問にお答えを申し上げます。 まず、第1次産業就業者の減少についてその要因は何かと、こういうことでありますが、指標算出につきましては基本的に二つの方法で推計をいたしております。その一つは、自然趨勢型の推計であります。もう一つは自然趨勢に郡山市のプロジェクトを含めて、テクノポリス型開発要因を加えたものであります。今回策定する第3次総合計画の主要指標は、当然にプロジェクトの実施に伴う地域バイタリティーを加味したテクノ開発型を採用値とするものであります。 この指標決定に当たりましては、過度の期待を排除し、可能な限り科学的推計を行ったものであります。このうち、第1次産業の人口が減るということについてのご指摘でありますが、ご指摘にもありましたように昭和55年に15.1%の農業就業者の構成率が、75年には6.4%になるものと推計をいたしております。過去の推移を見てまいりますと、昭和40年には農業就業人口が34.4%を占めておったのであります。この第1次産業の農業が、昭和45年には26.4%、それから昭和50年には21.9%、昭和55年には15.1%と、急激に減少をいたしているのであります。このことは全国的にも同様な傾向を、推移を示しておりまして、その原因は農業基盤整備事業が進んでいること、それから機械化、省力化が進んでいるということ。それから農業と他産業との所得格差による兼業化が進行しているものと考えております。 こういうような傾向は、今後ともなお継続していくものと考えております。このことによって、農業経営規模の拡大あるいは省力化、それから企業的感覚による農業の経営が可能になるものと考えておりますので、第1次産業人口推計の具体的要因として参酌いたしたものであります。したがいまして、今後の第1次産業の農業就業者の推計は、自然的趨勢をベースに今後の技術革新、生産性の向上による要因を加味したものとご理解をいただきたいと存じております。 また、とくにご指摘のありました今後の農業を志しをする人も増加するものと考えておりますが、これらはバイテクの導入、流通情報等、市場及び消費者動向と連携した作物の生産など、経営者感覚のもとでの農業を行うことによって、他産業との所得格差、是正されてくるものと考えて、第三次総合計画をこの中においても政策的に、今後の農業を積極的に育成するために基盤整備あるいは農業に対する意識の啓発を進めていかなければならないと考えております。将来とも農業も主要産業として育成する方針を決して変更したものではございませんので、ご理解をいただきたいと思っております。 また、離農者の雇用対策はほかの産業への吸収、第2次、第3次就業者との雇用に転化するものとしておりますけれども、第2次産業就業者についても技術革新による企業内の機械化、これらの進行と生産性の向上によって出荷額あるいは付加価値額については大きく伸びてきておりますが、就業者数は横ばいの、あるいは若干の減少という方向を推移をいたしております。したがいまして、これから農業を離れる人口の多くは、第3次産業への雇用となるものと予測をいたしているところであります。問題の第3次産業は、従来物品販売とか、この活動のほかにサービス提供という概念で我々がとらえてきたのでありますが、昨今の現象では皆様方もご承知のように、第3次産業分野は流通、それから情報、技術革新等、高度の知識に支えられる新しい分野が急激に拡大をしてきております。これらの第3次産業のイメージは、情報と流通、ニューメディア等、新たな展開をいたしまして、成熟社会の中核となる産業であると私どもは認識をいたしておりますので、ご了承をお願いいたしたいと思います。 その他の課題につきましては、各関係部長からお答えを申し上げます。 ○議長(植田英一君) 熊田建設部次長。  〔建設部次長 熊田兀君 登壇〕 ◎建設部次長 柳内議員の交通網の整備についてのおただしにお答え申し上げます。 交通網の整備につきましては、新総合計画に基づきまして年次計画により、整備を進めてまいったところでございます。おただしのように、近年における急激なモータリゼーション化の進行に伴いまして、交通の渋滞が著しくなっておりますことはご指摘のとおりでございます。そこで、現在第三次総合計画を策定中でありますが、こうした道路状況の変化に対応した計画を盛り込み、新たな年次計画のもとによりよい道路整備の推進に努めてまいりたい考えでございます。 次に、国道4号バイパスにつきましては、全延長14.1キロのうち7.2キロが開通、供用をいたしております。その後、62年度の末には国道49号までの延べ延長、9キロメートルが開通する予定でございます。したがいまして、この進捗率は64%となります。残り5.1キロにつきましては富久山地区、日和田地区でございますが、早期に全線完成されるよう、国及び関係機関に強く要望してまいりたいと存じます。 次に、新幹線の側道の逢瀬川の架橋についてでございますが、これのネックになるのは何かというようなおただしでございますが、ご承知のようにあの地区には国鉄の磐越西線が通っております。これをオーバーしなければならないという一つの問題、それから新幹線側道及び下河原線との接道をどうするのか、そういう問題が極めて困難な場所でございます。おただしの架橋につきましては、今後研究をさせていただくということでご了承願いたいと存じます。 以上、お答え申し上げます。 ○議長(植田英一君) 酒井都市計画部長。  〔都市計画部長 酒井修君 登壇〕 ◎都市計画部長 柳内議員の交通網の整備のうち、内環状線の整備についてお答え申し上げたいと思います。 内環状線につきましては、ご承知のように本市の重要幹線でございまして、総延長が14.5キロございます。そのうち6.3キロ、43%が整備済みとなっておるわけでございます。おただしの富久山地区につきましては、とやに現在八山田の土地区画整備事業が行われておりますが、これによりまして来年度着工する計画でございますが、これによって約1,000メートルが整備できるのではないかとこう考えております。 それから、それとあわせましてご承知のように現在富田第一土地区画整理事業で、ことし360メートルが供用開始いたしたわけでございますが、これとただいま申し上げた八山田の土地区画整理事業区域との間、農事試験場から歯科大の付近でございますが、これらにつきましては、現在当地区において、新たな区画整理事業を行いたいというご要望がございまして、現在地元の方々と区画整理事業についての話し合いを行っているところでございます。これが実現いたしますと、内環状線の西部につきましては何とか整備の見通しが立つのではないかというふうに考えております。 さらに、東北本線から東側でございますが、ここから288号まで約900メートルございます。これは、交通の分散という見地からも市内に入る交通と、それから福島、仙台方面に行くもの、それから内環状線の西部ができますとこれを通って市の西部地域、とくに市役所等に来る場合には分散した方がよいのではないかということで、これらについても早急に整備をいたしたいというふうに考えているわけでございます。しかしながら、ご承知のように国の財政が非常に厳しいということもございまして、西側の整備の状況とあわせながら今申し上げた地域については、早急に整備を図られるように対応してまいりたいと考えております。 その他の地域につきましては、なかなか富久山地区ばかりでなく、他にもたくさん交通道路整備をしなければならないところがございますので、順位等を見ながら年次計画で整備をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上、お答え申し上げます。 ○議長(植田英一君) 高橋商工労政部長。  〔商工労政部長 高橋晃君 登壇〕 ◎商工労政部長 柳内議員の、国鉄の在来線の利用についてのご質問にお答えいたします。 おただしの国鉄在来線に新設駅を設置することについてでございますが、郡山駅を基点に見ますと、東北本線の郡山日和田間は5.7キロ。それから郡山安積永盛間は4.9キロ。それから磐越東線の郡山舞木間は5.8キロ。磐越西線の郡山喜久田間は7.9キロの営業距離と、郡山周辺の場合を見ますとなぜか駅間の距離が長くなっているわけでございます。これら国鉄線が通過しております市街地には、住宅、学校、商店、工場などの施設が張りつきまして、通学、通勤者がふえている状況にあることもまた事実でございます。 国鉄としての新設駅の設置についての考え方は、平均的利用者数や距離的要件、さらには地域の発展状況などによって検討するとのことでございます。さらに、国鉄経営状況から用地を含みます駅舎の建設費は全額地元が負担し、無人駅が原則となっておるわけでございます。したがいまして、新設駅の設置には多額の経費を要するために地域の利用者の意向、さらには利用状況、地域の発展状況など総合的に十分調査しながら対応してまいりたいと考えておりますので、ご了承いただきたいと思います。 以上、お答え申し上げます。 ○議長(植田英一君) 本宮教育長。  〔教育長 本宮俊一君 登壇〕 ◎教育長 柳内議員の大規模校解消対策についてのおただしにお答え申し上げます。 大規模校解消については、ご指摘のように生徒指導の充実という見地から、これは大切な仕事と心得まして、従来からこの仕事に取り組んでまいってきたところでございます。ご指摘いただきました富久山地区は、ご案内のように行健小学校を含め4校があり、在学する児童数は2,145名となっております。そのうち行健小学校につきましては、大部分が久保田、福原地区の居住児童であって37クラス、1,401名であります。市内一の過大規模校となっているところでございます。したがいまして、この過大規模校の解消策といたしましては、当然学区の見直しを考える必要がありますが、これはご指摘いただいたように地域に根差した学校となるためには、それぞれの地域性あるいは道路、交通事情、さらには通学距離等を考慮しなければならないと思っております。機械的に解決できない事情が伴ってまいるわけでございます。 教育委員会といたしましては、学区の見直しと同時に分離校の建設が必要と考え、検討しているところであります。なお、建設に当たりましては今後の児童数の動向はもとより、地域の開発計画等十分考慮しながら場所の選定をしてまいりたいと考えております。分離校建設につきましては、地元の方々を初め地権者やPTA等、各層にわたる方々の協力を必要といたしますが、今後とも特段のご協力をお願い申し上げまして答弁といたします。 ○議長(植田英一君) 柳内留吉君の再質問を許します。柳内留吉君。  〔43番 柳内留吉君 登壇〕 ◆柳内留吉君 再質問をいたします。 まず、はじめに総合計画の問題でございますが、現在企業が容易でなく、相当倒産、その他でせっかく都市部に行った労働者がUターンするような状態になってきているのではないか、円高不況などで、しかも日本の資本は外国に資本を投下して、そして工場をつくって逆に逆輸入をするみたいに生産品がそういう形になろうとしております。そういう面から見ますと、この野村研究所の資料や、市当局で今計画されているのは、急激な情勢の変化が計算されているのかどうか。少し心配になっておるものでございますので、現在急速に円高不況で企業が倒産、その他、それから高校卒業生の就業、いろいろな問題を勘案しますと急速に情勢が悪化してくる。そうすると今まで都市部にいた農家出身の、本県の方に帰ってくるという形になってくるんじゃないかと。そういう計算がされた上で、なおこのような指標になっているのかどうか。 また、そういう企業倒産などで、せっかく労働者となって都市に出ていったのだけれども帰らざるを得ない、そういう人たちが農村部に帰ってきます。それを受け入れられるような、そういう体制が受け皿としてこの郡山市で考えなけりゃならんと思います。 今、東京で企業が倒産したからといって、帰られないでお母さんに金を送ってもらっている人たちも郡山市民の中におります。できればお母さんのもとに帰ってきたい、しかしこっちにも仕事がない、そういうことで帰るに帰られない。東京にはいろいろな仕事がたくさんあるからということで、拾い仕事をしているような現状があるものですから、やはりそういう人たちが安心してふるさとに帰ってきて、また景気がよくなったとき出ていけるような、そういうプールのような役割を郡山は果たさなければならないと思うわけでございますので、そういうことを計算に入れながらこの指標がつくられているのかどうか、その点をひとつ聞いておきたいと思います。 それから学校の問題ですが、その大規模校解消の面で、もう一つ富久山に学校をつくると今度は五つになるんですよね。縦は2キロ、横が4キロというと、2キロは半里、4キロは1里です。その中に四つ学校があるんですよ。それにまた一つ、五つつくる。それは地勢、交通、いろいろな面から見れば当面やむを得ないように見えますが、非常に将来はむだになる面があるんじゃないか。それから、もう一つは私は小規模校の学校に行くと子供さんが欲しいと。だれか子供をよこすような関係がないのかと。ところが、現実に川があり、小泉と陣場の場合などは極端でございますが、しかし陣場の住宅に入る人は小泉の小学校に行く、もともと陣場にいるうちは行健小学校に行くと。しかも、陣場の住宅の子供ともといた陣場の、昔からの旧家の子供はすれ違っている。むしろ、もともといる陣場の人の方が遠いところで、そして住宅にいる方が小泉小学校に通うのには行健小学校より遠い。そういう、ちょっと親たちも考えて不思議と思われるような、差別的なやり方がこうなされているというのが現状です。住宅におる者は小泉小学校に行く。本家にいるものは行健小学校に行くというような通い方を許しておくということは教育上どうなのか。 しかも、今度もう一つ分離校をまたつくるとなれば、例えば福原の子供が今度新しい学校に行くとすれば、行健小学校は福原と久保田の真ん中にあるわけですから、福原が行くとなれば行健小学校のオンボロにいる子供が、今度は新しい学校に通わなきゃならんというような現象も出てくるのではないか。そういうことは老婆心だと、心配する必要ないと、ちゃんとできるといえばそれまでだけれども、ここは大胆に、率直に教育の原則に帰って住民と話し合って、根本的な解決を今しなければむだな支出になるんではないかと、こういうふうに考えますので重ねて質問いたします。 ○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。藤森総務部長。  〔総務部長 藤森英二君 登壇〕 ◎総務部長 柳内議員の再質問にお答えを申し上げます。 確かにご指摘ございましたように現在、社会、経済環境は急激に変化を遂げておるところでございます。今回の総合計画策定に当たりましては、昨日市長からもご答弁申し上げましたように、計画策定の原則といたしまして六つの条件を考えておるわけでございます。とくに、その6条件の中には科学性、合理性の原則ということで、これらの指標を策定する段階ではその実現手段、方法等、科学的かつ合理的な予測に基づいて選択するというようなことでご答弁を申し上げたところでございます。 したがいまして、その科学的、合理的な推計方法、すなわちマトリックス方式というようなことで呼んでおりますが、こういうようないろんな状況等を多元的に判断、推計をいたしまして今回の数字を算出いたしたものでございます。当然、先ほども申し上げましたように自然趨勢型及びテクノ開発型等の状況を加味し、当然テクノ開発型というのは先ほど申し上げましたように、新規企業の誘致であるとか地場産業の振興等にも力を入れながら、総合的ないわゆる振興を図っていくというふうなことで、受け入れ企業等につきましてもそれらによって吸収可能であろうというようなことで推計をいたしたものでございます。なお、具体的につきましては基本計画でさらに具体化をしてまいりたいというように考えておりますので、ご了承を賜りたいと存じます。 以上、ご答弁といたします。 ○議長(植田英一君) 本宮教育長。  〔教育長 本宮俊一君 登壇〕 ◎教育長 柳内議員の再質問にお答え申し上げます。 何かこう富久山地区の皆さんに無断で行健小の大規模改修に向かっているかのようにとられているかと思うのですけれども、この案を検討するのには相当地元の人たちのご意見等もお伺いしてまいったわけでございます。やはり分離校が最も子供たちの状況等考えたときに最善の策ではないかというようなことも、いろいろ事情聴取などしまして考えたところでございますが、今後とも住民の皆さんの声は大事な意味を持っているものですから、十分聞き取ってまいりたいと考えております。 なお、陣場に絡む学区の問題についても、同時にあわせて考えてまいりたいと思っておりますので、どうぞご了承願いたいと思います。 ○議長(植田英一君) 柳内留吉君の再々質問を許します。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(植田英一君) 以上で柳内留吉君の質問を終了いたします。 以上で市政一般質問は全部終了いたしました。      ------------------------ △日程第2 議案上程付議 ○議長(植田英一君) 日程に従い、議案を上程いたします。 議案第197号 工事請負契約についてから、議案第201号 工事請負契約についてまでの5件については、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。      ------------------------ △日程第3 市長の提案理由説明 ○議長(植田英一君) 日程に従い、市長から提案理由の説明を求めます。青木市長。  〔市長 青木久君 登壇〕 ◎市長 ただいま追加提出いたしました議案5件について、ご説明を申し上げます。 議案第197号から議案第200号までは、市営住宅建設主体工事の請負契約を締結しようとするものであります。 議案第201号は、郡山中高年齢労働者福祉センターの建設工事の請負契約を締結しようとするものであります。 よろしくご審議を賜りますように、ご賛同くださるようお願い申し上げて提案の理由といたします。      ------------------------ △日程第4 請願・陳情の上程付議 ○議長(植田英一君) 日程に従い、請願・陳情を上程いたします。 議会報告第23号 請願・陳情9件については、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。      ------------------------ △日程第5 議案及び請願・陳情の委員会付託 ○議長(植田英一君) 日程に従い、議案及び請願・陳情の委員会付託を行います。 議案第173号 昭和61年度郡山市一般会計補正予算(第10号)から議案第201号 工事請負契約についてまでの29件及び請願・陳債9件については、委員会付託区分表及び請願・陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 さらに、初日の各常任委員会委員長の報告で、継続審査となっておりました請願・陳情についても、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。それぞれの常任委員会においては、12月13日の本会議に報告ができるようにご協力をお願いいたします。 以上で本日の日程は全部終了いたします。 本日はこれにて散会いたします。  午後零時9分 散会...